未経験でもセラピストになれる?
セラピストというと専門的な知識や技術が必要な仕事で、未経験から目指すのはハードルが高いと感じている人もいるかもしれません。ただ、実際は未経験であっても、セラピストとしてデビューできます。ここでは、未経験でセラピストになる方法をはじめ、仕事のやりがいや大変さ、向いている人の特徴などをまとめました。
未経験でもセラピストになれる!
国家資格を必要としない施術を行なっているサロンであれば、セラピストとしての経験がなくても就職できます。セラピストを募集する求人のなかには「経験不問」「未経験者歓迎」などと書かれたものも多いので、未経験者だからと言ってセラピストの道を諦める必要はありません。ただ、1人前のセラピストとして認められるためには、就職後もセラピストとしての知識と技術を身につける努力が必要です。
未経験でセラピストになる方法
研修制度があるサロンで働く
未経験者が就職先のサロンを探す場合、研修制度が整っているかどうかを確認しておきましょう。未経験者を受け入れているサロンだと研修制度を設けているところが多く、働きながらセラピストに必要な知識や技術を習得できます。現場でプロのセラピストの施術を見ながら学べるほかに、通信講座などと併用して学ぶケースも多いようです。
研修中の給与の支払いについてはサロンによって対応が異なるため、研修制度とあわせて確認しておくことをおすすめします。
スクールに通って資格を取る
サロンで働く前にセラピストとして必要なスキルや知識を身につけておきたいという人は、スクールに通って資格を取得するという方法もあります。
セラピストを目指す人向けのスクールとしては専門学校や短期大学、養成スクールがあり、スクールに通う時間がとれそうにないという人には、通信講座がおすすめです。ただし、通信講座だけだと技術の習得が難しいので、スクーリングと併用できるスクールを選ぶと良いでしょう。
資格を取得することでスキルや知識を有している証明となり、サロンに就職する際にも有利になります。セラピストに関する資格には民間資格から国家資格までさまざまな種類があるため、取得したいスキルや知識、受験資格、取得にかかる期間などを考慮しながら、検討しましょう。
独学で学ぶ
自分でテキストや教材を購入し、勉強する方法です。スクールや通信講座に比べて費用を抑えられるほか、スキマ時間を活用しながら自分のペースで勉強できるのがポイントです。
気軽に始めやすい一方で、質問できる相手がいないので分からないことがあっても自分の力で解決しなければいけないというデメリットもあります。また、最新の情報にアップデートされていないテキストや教材を使用している場合、間違った知識を覚えてしまう可能性もあります。プロの指導を受けられないため、理解するのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。
資格によっては、スクールや通信講座を修了していないと資格を取得できないものもあります。独学で勉強した後にスクールや通信講座を利用しなければならなくなると、二度手間になってしまうことも。また、独学は強制力がないので、継続するのが難しいという課題もあります。
未経験で転職する前に知っておきたいセラピストのお仕事事情
仕事のやりがい
セラピストのやりがいとしては、やはりお客様から喜ばれるという点があげられます。セラピストが関わるお客様は疲れやストレスなどの不調を抱えているため、そういったお客様が施術で少しでも楽になり、感謝の言葉を伝えてくれたときが自分の仕事のやりがいを感じられる瞬間でしょう。
また、サロンに勤務しながら施術の技術を磨いていけば、独立・開業の道も開けます。セラピストとしての技術があればフリーで活躍したり、自宅で開業したりすることもできるため、フレキシブルに働けます。頑張り次第で高収入を得られるのもやりがいを感じられるポイントです。
大変・きついと感じること
セラピストとして働くうえで大変・きついと感じることは人によっても変わってきますが、例として「体力が必要」「収入を上げるには指名してもらうための接客力も必要」「お客様の不調が伝染しやすい」などがあげられます。
セラピストに対して優雅な仕事というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実際は体力を必要とする肉体労働な一面もあります。無理な体勢で施術を行うとセラピスト自身の身体を痛めてしまうこともあるので、セラピストとして長く働きたいという場合は無理のない体勢と上手に力を入れられる技術を身に付けておきましょう。
また、スキルや知識を磨くだけでなく、接客マナーやお客様とのコミュニケーション、気遣いなどの接客力も必要です。接客するうえでお客様の悩みに寄り添うことは大切ですが、感情移入しやすい人だとお客様の身体やメンタルの不調に引きずられてしまうことがあるので注意しましょう。
出勤・休日について
セラピストが働くサロンは土日に予約が入ることが多いため、セラピストの休日は基本的に平日になります。
休日の取り方は固定休み・シフト制のいずれかで、多くのサロンが採用しているのはシフト制です。シフト制は自分の予定に合わせて勤務時間を組めるため、ある程度の融通が利くのがメリットと言えるでしょう。固定休みは年間を通して休める曜日が決まっており、決まった曜日にしかサロンに来られないお客様から指名をもらいやすいのがメリットです。
週休二日制を導入しているサロンも増えてきているほか、働きやすさを重視するために日曜を定休日にしたり土日に休みを取れたりするところもあります。
セラピストに向いている人
セラピストは、お客様の悩みと向き合いながらサービスや施術を提供する仕事なので、人とコミュニケーションをとるのが好きな人や悩みに寄り添いながら話を聞ける人に向いています。接客業で働いたことのある人は、その経験をセラピストの仕事にも生かせるでしょう。
また、セラピストは技術職なので、技術と知識を磨き続ける姿勢も必要です。スキルアップのために勉強するのが好きだったり、前向きに努力し続けるのが苦じゃなかったりする人は、セラピストに向いています。努力の結果がお客様からの指名や収入アップなどにつながることもあるので、やりがいも感じられるでしょう。
まとめ
自分の身につけた知識や技術でお客様に喜んでもらえたり、感謝してもらえたりするセラピストは、やりがいの大きい仕事です。
頑張り次第で高収入を目指せるほか、家庭や子育てとも両立しやすいので、結婚や出産を諦めずにキャリアも形成したい女性に向いています。大変な一面もありますが魅力も多いため、誰かのためになる仕事がしたい、長く働ける一生モノの技術を身につけたい、将来は自宅でサロンを開業したいという人はセラピストを目指してみてはいかがでしょうか。


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